川畠成道&小川典子のソナタシリーズ2009(@紀尾井ホール)を聴いて(そしてホテルニューオータニ・VIEW & DINING THE Skyでの食事)

ホテルニューオータニからの新宿日没

 本日午後紀尾井ホールにて開催された「川畠成道(Vn)&小川典子(Pf)ソナタシリーズ2009 〜古典から現代まで〜」を聴いてまいりました。今回も日本ユニシス(株)が協賛で、そのせいか800席がほぼ満員のホールには若い男性の姿もちらほら、いつもと少し雰囲気が違いました。成道さんのMCによれば、「ソナタシリーズは2003年から始めて、今回が6回目」とのことです。年数がちょっと合わないなと思ったら、昨年はデビュー10周のツアーで忙しかったためかソナタシリーズをお休みしたようです。いつものように成道さんの情感たっぷりな、しかし確実な演奏に、小川さんのメリハリのある伴奏がよくマッチして、聴き応えのある演奏会でした。プログラムは次のとおりでした。

ヘンデル: ヴァイオリン・ソナタ 第1番 イ長調 Op.1-3
プロコフィエフ: ヴァイオリン・ソナタ 第2番 ニ長調 Op.94bis
     〜 休 憩 〜
フランク: ヴァイオリン・ソナタ イ長調
(以下アンコール)
フォーレ: 夢のあとに
プロコフィエフ: オペラ「三つのオレンジへの恋」からマーチ
ドビュッシー: 月の光

 いい音楽の後は、いい食事です。ホールのすぐ向かいのホテルニューオータニへ往きました。プールサイドから庭園に入り、まだレストランの開店時刻までには早かったのでガーデンラウンジに向かいました。ガーデンラウンジで約1時間過ごし、本館17階にあるVIEW & DINING THE Skyへ参りました。混んでいるらしく、いつもより30分早く午後5時から開店しておりました。
 ここはもともとは中華レストランでしたが、昨年秋にすっかり改修して和・洋・中、すべてが揃ったビュッフェダイニング方式のレストランとして再スタートしました。70分で1回転する回転レストランですから、東京の眺めもまた格別です。いい酒といい食べ物といい眺望で、つい飲み過ぎ、食べ過ぎに…。写真は、夕暮れの新宿高層ビルのスカイスクレイパーです。

  • 良き時を 過ごして学ぶ 人生かな

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 日高カントリー倶楽部にあった比較的珍しい樹木(ネムノキとリョウブ)

日高CCのリョウブ

 日高カントリー倶楽部(日高CC)の会員になって1年が経ちました。6月初めにはコース内でタイサンボク(泰山木)が大きな白い花を咲かせておりました。人の頭位の大きさでした。
 本日は、日高CCの駐車場とコース内でネムノキとリョウブというやや珍しい樹木を発見しました。ネムノキ(合歓の木)は、花糸の先がピンク色の花を沢山付けておりました。この先が長く伸びた糸状のものは雄しべだそうです。また、オジギソウのような葉は夜になると閉じるようです。リョウブは、枝先に白く細長い花を沢山付けております(写真)。幹の樹皮がはがれ落ち、サルスベリ百日紅)と同じような樹肌になるので、サルスベリと呼んでいる地域もあるようです。

  • 唐突に 花を咲かせて ここにあり

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 梅雨の花アジサイ、そして2009年「東京楡の会総会」に出席して

梅雨の花アジサイ

 梅雨の季節に合わせて、アジサイ(紫陽花)「隅田川の花火」又は「墨田の花火」が一斉に咲き出しました。しばらくすると、アジサイの房の中央部にある小さな両性花達が青くなりました。外側にある白い装飾花(中性花、ガクが変化したもの)は、梅雨の雨に当たってますます白くなりました。
 ところで、昨日は江東区東陽町にあるホテルイースト21東京で開催された、2009年「東京楡の会総会」に出席して参りました。札幌北高校と前身の女学校合同で毎年開催している、東京における大同窓会です。今年も600人近い同窓生が集いました。司会はフジテレビ現役アナウンサーの牧原俊幸さんが今年も担当して下さいました。余興では、チェコ在住で欧州各地にて活躍されている人形師の沢則行さん(今年の幹事と同期)が、大変興味深い人形劇を公演して下さいました。30期の幹事の皆さん、真にお疲れ様でした。その後、我々20期も二次会(東陽町)へ参りました。そこでたまたま一緒になった23期の皆さんとカラオケボックス東陽町)へ、そしてその中の歯医者さんと一緒に四次会(新橋)まで足を延ばしてしまいました。

  • 雨に濡れ 花も緑も 艶(あで)やかに

 国立新美術館で「ルーヴル美術館展:美の宮殿の子どもたち」を観て(そしてエスカイヤクラブ新宿住友ビル店で食事)

 六本木にある国立新美術館で「ルーヴル美術館展:美の宮殿の子どもたち」を観て参りました。本展覧会は、ルーブル美術館から?古代エジプト美術、?古代オリエント、?古代ギリシャエトルリア・ローマ美術、?絵画、?彫刻、? 美術工芸品、?素描・版画の7つの部門から約200点が一挙来日したものとのことです。会場は今年2月の「加山又造展」や2年前の「大回顧展モネ」が開催された、1階の一番西側にあるメインの展示室、企画展示室1Eが使われておりました。今回も金曜日の夜8時までの展示延長時間を利用しましたので、混んではいたもののゆっくり展示品を鑑賞できないようなことはありませんでした。
 会場内での展示は、テーマに沿って、第1章 誕生と幼い日々、第2章 子どもの日常生活、第3章 死をめぐって、第4章 子どもの肖像と家族の生活、第5章 古代の宗教と神話のなかの子ども、第6章 キリスト教美術のなかの子ども、第7章 空想の子ども、と分類され、時代や背景の異なる作品が混合して展示されていました。とても新鮮な感じがしたものの、頭が混乱するような感じも受けました。いずれにしても今回も音声ガイドプログラム(ICレコーダータイプ)を借用し、手際よく解説を聴きながら回りましたので、特に問題はありませんでした。一番興味を引かれた展示は、初来日の第3章の76番《少女のミイラと棺》でした。3000年以上経過しているにも関わらず、衣服の色などがはっきりしているのには驚きました。
 美術鑑賞の後は美味しい食事です。今回は新宿住友ビル52階にあるエスカイヤクラブ新宿住友ビル店に向かいました。ここは食事(和食)もサービスもいいので安心して任せられます。びっくりしたのは、今年1月に残念ながら閉店した青山オーバル店に勤務していた和服の女性がこちらの店に異動されていたことでした。

 春の鎌倉2009#3(懐古亭での食事)

鎌倉・懐古亭

 閉館時刻の午後5時になったので鎌倉文学館を後にし、食事の予約をした懐古亭に向いました。長谷寺の方向に歩き、鎌倉大仏に通ずる道を横断し左折、江ノ電長谷駅の近く(徒歩3分)にありました。飛騨高山から地区180年の合掌造りの古民家を移築したというだけあって、堂々とした建物(写真)でした。
 店内は、当然ながら天井がとても高く、また古美術品を配しており、大変いい雰囲気でした。料理はそば(蕎麦)懐石で、最後にそばが供されます。日本酒用に出された江戸切り子(?)のグラスも素敵でした。

  • 御仏の ソバで味わう 懐古亭

 春の鎌倉2009#2(鎌倉文学館のバラまつり)

鎌倉文学館

 円覚寺に参詣した後は、JRで北鎌倉駅から鎌倉駅に向かい、そこで江ノ電(江ノ島電鉄)に乗り換え由比ヶ浜駅まで乗車しました。駅から山の方に向って10分程度歩くと、鎌倉文学館(写真は庭園側(南側)から撮影したもの)に到着しました。
 鎌倉文学館(旧前田家別邸)は解説板によれば次のとおりです。

 この建物は、昭和11年(1936)旧加賀藩主前田家第16代当主前田利為(としなり)氏が建築したもので、相模湾を見下ろす谷戸の中腹に位置しており、当時の鎌倉の別荘建築を代表する建物の一つです。ノーベル平和賞受賞の佐藤栄作首相が別荘として利用したほか、作家三島由紀夫の小説「春の雪」の一場面として登場しています。昭和58年(1983)7月、前田家より鎌倉市が譲り受け、昭和60年(1985)11月に鎌倉文学館として公開されました。平成12年(2000)4月、国の登録有形文化財となりました。

 文学館の庭園の南端にあるバラ(薔薇)園では、ちょうどバラまつり2009が始まったところでした。5月31日(日曜)まで開催されるようです。4種類程、目立つ品種がありました。クリームピンク色のエンプレスミチコ、クリーム地にピンク色のダイアナ:プリンセス オブ ウェールズ、淡い藤色のブルームーン(つる)、そして最後に黄色から朱赤色に変色するチャールストン(つる)でした。また、バラ園には白い花を沢山付けた灌木が同居しておりました。後で調べたら、ハクチョウゲ(白丁花、白鳥花)という植物らしいことが分かりました。葉に少し斑入りがあるようですから、フイリハクチョウゲでしょうか…。ハクチョウゲの英語名がスノーローズ(snowrose)ですから、バラ園にあるのももっともです。
 文学館内では特別展「有島三兄弟:それぞれの青春」を開催しておりました。有島武郎(たけお)、有島生馬(いくま)、そして里見紝(さとみとん)の有島芸術三兄弟に関する多彩な資料が展示されていました。文学館の近所には公開されてはいませんが、ノーベル文学賞受賞の文豪川端康成の住宅があります。

  • 鎌倉の 歴史と芸術 相調和

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 小金井公園のアメリカハナミズキ2009

小金井公園のアメリカハナミズキ(白色

 小金井公園北東部、小平市花小金井南町に属する場所で、白花のアメリハナミズキが満開になっておりました。サイクリングロードの横でとても目立っておりました。小金井公園では、大型のアメリハナミズキです。
 小金井公園はそのほとんどが小金井市に属しておりますが、東部の一部が武蔵野市、北東部の一部がそれぞれ西東京市小平市に含まれていることは、ご存じでしょうか。

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