全都道府県訪問#39 宮崎県

青島神社の鳥居と鬼の洗濯板

 ちょうど1年前、全都道府県訪問の一環で宮崎県と鹿児島県を訪れました。今回は宮崎県訪問の報告です。

  • 第1日目
    • 宮崎空港到着、レンタカー借用〜当日朝鹿児島県北部は数10年振りとかの大雪に見舞われ、鹿児島空港は閉鎖されていました。もし宮崎空港ではなく鹿児島空港に向かっていたらフライトはキャンセルされていたはずで、最初から幸運の女神が微笑んでくれました。宮崎空港でも雪が降ったそうですが、昼前に到着した時には消えていました。
    • 青島観光、青島神社参詣〜とにかく吹きさらしで、風がとても冷たくライナーを外したコートではかなり寒い思いをしました。青島は周囲1.5㎞の小さな島ですが、海幸彦、山幸彦の神話の舞台であり、島の中央には山幸彦を祀った青島神社があります。神社には、巨人軍の選手が春のキャンプ時に奉納した絵馬が沢山掛かっていました。また、島にはビロウ樹(椰子科の植物)等の亜熱帯植物が生い茂っていました。そして、島の周りは「鬼の洗濯板」と呼ばれる面白い波状岩で囲まれていました(写真は青島神社の鳥居と鬼の洗濯板)。
    • 青島泊〜翌朝、ホテルから日向灘に昇る日の出を観ることができました。
  • 第2日目
    • 堀切峠観光
    • サンメッセ日南訪問〜京都一燈園創始者で、日本の聖フランシスコとも、あるいは日本のガンジーとも称される西田天香の遺徳のよって造られた太陽と南洋のパーク(公園)です。イースター島のアフ・アキビという名前の付いたモアイ7体を正式な許可を得て復刻したものが並んでいる様は、壮観でした。これは、イースター島のモアイ像を修復した日本チームに感謝し、復刻が許可されたものだそうです。
    • 鵜戸(うど)神宮参詣〜鵜戸神宮は鵜戸崎の海蝕洞の中に建ち、神武天皇の父の生誕地といわれているそうです。境内から眼下に望む、海岸にある亀石の甲羅の窪みに素焼きの玉を投げ入れ、入れば願いが叶うといわれるものがありました。7個の玉を購入し、7回チャンスがある訳ですが、男性は左手で投げなければいけませんでした。それでも、私は3投目に見事に入れることができました。
    • 飫肥観光〜飫肥は、日本外交の基礎を築いた明治の外交官・小村寿太郎の出身地です。彼は、1905年(明治37年)首席全権大使として米国ポーツマス市で日露戦争終結のための交渉をロシアと行い、日露講和条約を締結することができました。飫肥城では、豫章館(藩主伊東家の屋敷と庭園)、松尾の松(江戸時代の藩主の御殿を再現)、飫肥城歴史資料館(飫肥藩ゆかりの品々を展示)、国際交流センター小村記念館(小村寿太郎侯の資料館、国際交流・文化的行事にも活用)、そして商家資料館(飫肥商人の暮らしに触れる)を見学しました。また、名物おび天を食しました。
    • 鹿児島県へ移動〜多分台風による崖崩れのせいで飫肥街道から都城へ抜けるルートが閉鎖されていたため、かなり遠回りになりましたが宮崎自動車道を利用して鹿児島県に入りました。
  • 遥か明治 飫肥が育む 外交力