小金井公園のオオシマザクラ

小金井公園のオオシマザクラ

 小金井公園の東部・ゆりの木広場にあるオオシマザクラ(大島桜)が満開になっておりました。この桜花は白色ですが、香りが強く、近寄るとまさに桜餅が沢山あるような感じでした。
 小金井公園桜守の会の案内板はこう解説しています。

 関東南部の暖かい沿岸部に生育し、伊豆大島に多いので、この名で呼ばれている。花は白色のものが多く花弁も大きく、芳香がある。桜餅を包む葉に使われ、花にもクマリンの香り物質が含まれる。
 関東でも屈指の大木で、高さ13m、幹周り3.66m、傘状の枝張りは20mある。4月上旬の開花と同時に伸びる若芽は緑色で、一面に芳香が漂い圧巻である。サトザクラの多くの品種の基と言われている。

  • 芳香に 桜の原点 大島桜