日比谷公園の紅葉#2(2007年)
日比谷公園の紅葉が、昨年よりおよそ2週間程早く最盛期を迎えました。今晩は大学の同窓会によるクリスマスパーティが市ヶ谷であるというので、再び早めに家を出て日比谷公園に向かいました。1週間前には色付き始めていた遅めのモミジの紅葉が相当に深まっておりました。写真は、雲形池を囲む見事な紅葉です。
公園のもう一つの池である心字池周辺では、モミジの紅葉、イチョウの黄葉、松の雪吊り、そして石垣(江戸城の濠の石垣を保存)と池(濠)の水面が不思議に調和しております。心字池の解説板には、次のように記されてありました。
ここは日比谷公園ができる前は濠(ほり)でした。
その面影を残すために公園造成時に池としたもので、全体を上から見ると「心」の字をくずした形をしています。
このような池を心字池といい、禅宗の影響を受けた鎌倉、室町時代の庭に見られる日本庭園の伝統的な手法のひとつです。
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