表参道ヒルズのイルミネーションと居酒屋傳八南青山店を訪れて

表参道ヒルズのイルミネーション

 明治神宮内苑を南参道から出て、JR原宿駅の横を通り、混雑した表参道を青山通りの方へ向かいました。途中まだ立ち寄ったことのなかった表参道ヒルズに入りました。さすが安藤忠雄氏が設計しただけあって、地下6階、地上6階のユニークな建物で、中央にはかなりの鋭角三角形の形をした吹抜けがありました。吹抜けには赤と青を基調にした、シーズンのイルミネーションが飾られておりました(写真)。
 表参道ヒルズを三角形の一番尖った角の出口から出ると、すぐ左側に新潟県のアンテナショップ「表参道・新潟館ネスパス 新潟・食楽園」がありました。少しのぞいてみましたが、日本酒を試飲して思わず新潟産のツマミをいろいろ購入してしまいました。食事の場所を探しながら、青山通りを渋谷の方に歩いていくと、骨董通りが左側から合流してくる交差点近くの右側(北側)に不思議な形をしたビルがありました。赤と青と緑で照明されていますが、何か不安定で倒れそうです。
 このビルは紀ノ国屋インターナショナルが地下1階にあるAOビルで、元々高級スーパー紀ノ国屋があった、紀ノ国屋発祥の地を再開発したもののようです。松浦亭をのぞいてみようと左へ曲がり骨董通りへ入りましたがありませんでした。どうやら、フレンチの老舗「松浦亭」は今年5月に閉店し、カジュアルダウンさせた欧風料理(イタリアン)「Chambres D'hotes HANA (シャンブルドット ハナ)」として7月に改装開店したようです。
 幸運にも、そのすぐ(東南)横に居酒屋「傳八」南青山店がありました。そこで軽い夕食をとることにし、牛タンと鰯(いわし)の料理をつまみに、ビールと芋焼酎を楽しみました。傳八には新宿と銀座に兄弟店があり、それぞれ居酒屋「でん八」歌舞伎町店喰い處・飲み處「傳八」銀座店といいます。創業者は松尾さんという70代後半の方で、一時病気で休んでおりましたが、今は回復して一号店の歌舞伎町店に出ていると思います。松尾さんは昔リヤカーに「おでん」の屋台を載せて商売を始めたそうです。「でん八」の「でん」は「おでん」の「でん」とのことで、当初はおでんのメニューもあったそうです。

  • 青山の ユニークネスに 乾杯を