レクサスで北軽井沢ゴルフへ

鬼押出し園

 先週末、我が家の愛車レクサスIS250で北軽井沢まで行き、一泊ゴルフを楽しんで参りました。片道約160㎞、とてもスムーズで快適なドライブでした。まず、驚いたのはエンジンの力強さと変速の滑らかさでした。時速100〜120キロメートルで走行している時に加速するのは、通常なかなか大変なものだと思います。どうしても追越しをしなければいけない場合に、瞬間的に時速140〜160㎞まで加速する必要が生じます。この車の場合、ドライブレンジで走っていたので自然とシフトダウンし加速し、シフトアップしたようです。トランスミッションの変速が6段もあるためか、時速140〜160㎞で走っていても、タコメータはわずか毎分2000〜3000回転です。したがって車内も結構静かで、ステレオから流れてくる川畠成道さんが奏でるヴァイオリンもよく聴くことができました。しかも、シフトダウンして加速する時に感じる加速重力が、他の車より少ないような気がしました。つまり、乗り心地が良いということです。そもそも走り出す時も、アクセルをぐっと踏んでも車は最初は静かにゆっくりとしか走り出しません。そしてその後スムーズに加速していく訳です。これは燃費をよくするために、多分最適なエンジン、トランスミッションを組み合わせ、またそれを制御するプログラムに相当の工夫がなされているためだと、勝手に想像しております。
 ホテルに着く前に、鬼押出し園に寄りました。浅間山が噴火で吐き出した溶岩が固まって、辺り一面にごつごつした岩が転がっています。荒涼とした、しかし何か神々しい風景でした(写真は鬼押出し園から浅間山を望む)。浅間山の噴火をなだめるために、東叡山上野寛永寺別院 浅間山観音堂が建立されており、厄除観音としても拝まれておりました。また、一面の岩原なのですが、どこから来たのか赤松などがかなり立派に育っておりました。ここは、標高1000m以上で、とても涼しいのです。そして、ここ鬼押出し園も北軽井沢も実は群馬県嬬恋村でした。
 翌日のゴルフは、コースの幅が極端に狭いコースだったので、腕前どおりのスコアでうんざりしました。しかし、帰途に2004年に急逝した森村桂さんのやっていた「アリスの丘 ティールーム」に寄り、美味しいケーキとお代わり自由のコーヒーを楽しんで、心を落ち着けました。その後、今や全国的に有名になっている、ジャムの沢屋に寄りました。平日なら工場見学もできるのですが、週末はお休みとのことです。しかし生産工場直売店なので、新鮮なブルーベリーやストローベリーのジャムを買うことができました。ここではさらに珍しいものを見付けました。山椒の葉先を摘んで佃煮にしたものです。試しに1個買って帰りましたが、その香ばしいことこの上なく、パンでも肉でも魚でも、一つまみその上にこの山椒佃煮を乗せれば、素晴らしい香辛料となり、食材の味を引き立てます。