塩原温泉もみじ谷大吊橋と紅葉

もみじ谷大吊橋と紅葉

 日塩もみじラインを抜けると、塩原温泉・塩原渓谷の地域に入りました。この地域の紅葉もちょうど見頃でした。渓谷の散策ルートもあり、途中に滝や混浴露天温泉風呂等もあるのですが、時間がなかったので近年1999年(平成11年)4月に完成したもみじ谷大吊橋に向かいました。この橋は箒(ほうき)川に架かる全長320mの日本一の無補剛桁(ほごうげた)歩道吊橋で、総工費5億8千万円をかけたものだそうです。何が日本一かは橋の解説板によれば、次のとおりです。

 なぜ日本一なの?/もみじ谷大吊橋は、長さが320m、歩く幅が1.5mの「無補剛桁」という形式の歩道吊橋です。歩道吊橋の型式には、耐風索(横揺れを防ぐワイヤーロープ)があるものやないものがあり、耐風索があるものは、一般的に「無補剛桁」という型式です。耐風索がないものには、重橋床桁・ボックス桁・トラス桁という型式があります。それぞれの型式で日本一長い吊橋がありますが、このもみじ谷大吊橋は、「無補剛桁」という型式の吊橋では、今まで日本一だった315mの吊橋を抜いて、日本一の長さを誇る無補剛桁歩道吊橋になりました。

実際に大吊橋を渡ると、橋の上にいる人数が少なければ余り揺れないのですが、数十人が同時に渡るとかなり揺れます。写真は、大吊橋を渡った対岸から見たもみじ谷大吊橋と紅葉(水面は塩原ダムの湖面)です。

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