フラメンコとおかまショー

 変な組合せではありますが、今週フラメンコショーとおかまショーを同じ夜に観ました。フラメンコは知る人ぞ知る、新宿伊勢丹会館6Fにあるエルフラメンコで鑑賞。その後、新宿住友ビルに移動して、その49Fにある天空回廊のギャルソンパブでおかまショーを観ました。
 エルフラメンコは1967年12月開店とのことで、少々気が早いですが、開店40周年記念の特別企画を実施していました。メルセデス・アマジャ・ラ・ウィニーという女性をリーダーにして、後はダンサーが3人(内1人が男性)、音楽が4人(全部男性で、ギターが2人、パーカッションが2人)の計8人のチームが公演しました。いつも感心するのですが、非常にテンポの速い手拍子・足拍子のリズムに乗ってすべての公演が進んでいきます。歌や曲は結構物悲しい感じなのですが、この速いテンポのおかげで気持良く、割と容易に音楽を吸収できると思いました。1時間がアットいう間に終了しました。
 ギャルソンパブは、知らなかったのですが、六本木金魚、黒鳥の湖(歌舞伎町)と同じ資本が運営している系列店でした。後者2軒は以前に行ったことがあり、六本木金魚はかなり大規模な劇場、ステージで、ショーも確か空中ブランコもあったりして、大掛かりなものでした。黒鳥の湖は場所が場所だけに、少々淫ぴな感じですが、パロディ、下ネタ等いろいろあって、それなりに面白いと思いました。今回のギャルソンパブは、一番垢抜けている感じで、女性も入りやすいかなという第一印象でした。ただし、高層ビルの上層階の一画ですから、場所の広さ・形に制約があります。でも、それをかえって逆用してショーに工夫を凝らしている感じで、好感が持てました。さらに、終了後ダンサーとの交流タイムがあり、盛り上がれば夜の街に繰り出すことも可能なようです。ちなみに、私はその後、歌舞伎町のバー、そして六本木のディスコとハシゴをすることになりました。
 さあ、皆さんも時々は東京のエンターテイメントを楽しんで、息抜きをしませんか。