全都道府県訪問#41 三重県#2(浜島温泉)

浜島温泉の残照


 第1日目は宇治山田駅でレンタカーを借りて、すぐに宿泊地の浜島温泉に向かいました。早めに到着して、温泉でゆっくりしようという作戦でした。しかし、猿田彦神社の前に来るまでに1時間もかかる大渋滞。ついに、伊勢道路を通るのをあきらめてショートカットを試みました。内宮のよこを通り抜け、カーナビの情報を頼りに県道12号線なる道に入りました。しかし、これが想像を絶する道路。舗装はされているものの、林道並の道で、最小道路幅員は1.8m、途中で出会った車は3台という具合でした。それでも何とか剣峠を越え、南勢町に出ることができました。無事通過できたからいいものの、後でよく考えれば無謀だったかなと反省しました。
 予定よりも少し遅れたものの、日没を鑑賞するまでに1時間の余裕があるタイミングで浜島温泉に到着。早速入浴し、残照の中夕食に。泊まった宿の名物料理が残酷焼き、サザエ、蛤はまずまずとしても、生きた伊勢海老を直に火の上へ。海老は躍り、網からテーブルの上へ。これは海女さんが濡れて冷えた火で体を温めながら、獲った食材をその火の上で焼いたという料理法を取り入れたものだそうです。伊勢海老の刺身、伊勢海老の残酷焼き、そしてアワビの丸焼きステーキと、何と豪華なものでしょうか。

  • 残照に 残酷焼きの 潮の香か (写真)
  • 朝露天 浜島海岸 燕翔ぶ