草津温泉を訪ねて(日本三名湯(三名泉)又は日本三大薬泉の一つ)#2(湯もみと踊り・白根山)

草津白根山湯釜

 翌朝ホテルをチェックアウトした後、湯畑に戻り、「熱の湯」で「湯もみと踊りショー」を観ることにしました。昔美人の女性が大活躍されていました。「熱の湯」2階ベランダから湯畑がよく眺められました。源泉の中に「お汲上げの湯枠」が観えました。花崗岩製の説明板によると次のとおりです。

 湯畑の源泉の中に、四角に組まれた木の枠が沈んでいる。この木枠の中の湯を「御汲上げの湯」と呼んでいる。八代将軍吉宗や十代将軍家治が、この湯枠の湯を樽詰にして江戸城の運ばせたことは有名である。慶長元年(1596)徳川家康豊臣秀吉に勧められて草津の湯を、江戸城に運ばせて入浴していたことも、近年文献によって明らかになった。豊臣秀次や、家康の正室旭姫、また、前田利家公なども草津温泉に入湯している。

 昼頃に草津温泉街を後にして志賀草津道路を登り、草津白根レストハウスの駐車場に車を停めました。早速草津白根山の湯釜(写真)まで登ることにしました。草津温泉で入手した「おかみさんおすすめマップ」によれば、湯釜は「世界で最も強い酸性湖。噴火を繰り返し、草木を寄せ付けない白い山肌をエメラルドグリーンの湖面が神々しい。直径300m、水深30m程」とのことです。
 湯釜から下りて道路の反対側にある弓池を訪れました。「おかみさんおすすめマップ」によれば、弓池は「火口湖のひとつ。周囲約800mで高山植物の宝庫です。名勝蓬莱山は特に開き、水面に映る紅葉が美しい」とのことです。
 帰りの渋滞を避けるため午後早めに草津白根山を後にしました。途中「道の駅おのこ」(渋川市小野子)に寄り、産地直売の野菜等を買込みました。草津白根山から帰路約180kmのドライブでした。

  • 身を正す 荒涼たる 白根の山

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