フェルメール展を観て(そして上野東照宮に参り、伊豆栄梅川亭で夕食)

上野恩賜公園の大噴水

 上野恩賜公園(写真は大噴水)内にある東京都美術館の企画展示室で開催されている「フェルメール展:光の天才画家とデルフトの巨匠たち」を観て参りました。全部で39作品が展示されており、そのうち次の7点がヨハネス・フェルメール(1632-1675)の作品です。*印は日本初公開作品です。

  • マルタとマリアの家のキリスト*
  • ディアナとニンフたち
  • 小 路*
  • ワイングラスを持つ娘*
  • リュート調弦する女
  • 手紙を書く婦人と召使い*
  • ヴァージナルの前に座る若い女*(最近フルメール作品として判断され話題になった小品)

 フェルメールはオランダのハーグ近くのデルフトという小都市で生まれ活躍しました。残した作品がわずか30数点と少ないことで有名です。光に溢れた、精密で美しい作品群を鑑賞していると、制作時間も半端なものではなかっただろうと思えました。本物が好きな日本人にも好まれるのも理解できます。
 またまた音声ガイドが進化しておりました。i-タッチ・ペンという新製品が採用されておりました。i-タッチ・ガイドシートに印刷されている、絵画等のサムネイルにi-タッチペンの先端を当てると、その絵画等に関連した音声ガイドや音楽をイヤフォーンから聴くことができます。サムネイルの上にはi-タッチペンが認識できる特殊印刷が施されているようです。もちろんこれは人間の視覚では認識することができません。
 美しい絵を観た後は、美味しい料理の出番ですが、まだ少し早い時刻でしたので、すぐ近くの上野東照宮を再参詣しました。今年1月には、上野東照宮の冬ぼたんを観に参りましたが、今回は秋の境内でした。社殿に登り、拝殿と幣殿(石の間)を見学しました。幣殿は江戸時代には将軍家しか入れなかった部屋だそうですが、しばらくそこに座り、松に鷹、鳳凰に牡丹の彫刻や狩野派の壁画を鑑賞しました。
 そして不忍池の弁天堂をお参りし、やはり上野公園内にある伊豆栄梅川亭での食事の時間になりました。鰻定食を注文し、美味しいお酒と料理、そして雰囲気を楽しみました。ここは、TBSの朝ズバッでみのもんたさんが推薦しておりました。

  • 秋晴れに 上野公園 美の宝庫

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