秋の長瀞#1〜長瀞ライン下り

長瀞ライン下り・親鼻橋下出発点

 紅葉を追いかけて、秋の長瀞(ながとろ)を訪ねて参りました。11月にしてはやや低い気温ですが空は快晴、久々に愛車レクサスIS250でドライブすることにしました。所沢ICから関越自動車道に入りましたが、もう鶴ヶ島IC付近まで渋滞しておりました。渋滞を抜け花園ICで降りて、国道140号で荒川沿いに長瀞町に向かいました。約2時間で秩父鉄道長瀞駅に到着し、駅のすぐ東側(荒川側)の駐車場に車を入れました。
 まずは長瀞ライン下りを楽しむこととし、駐車場すぐ横の案内所(発券所)へ向かいました。親鼻(おやはな)橋から岩畳(いわだたみ)までのAコースのチケットを購入し、マイクロバスで親鼻橋下の出発点まで送ってもらいました。お得情報ですが、長瀞ライン下りのホームページから割引券(兼駐車場無料券)が入手できます。次の写真は、出発点に立ってこれから下る荒川の下流方向を撮ったもので、右側遠くに観えるのは秩父鉄道の荒川橋梁(きょうりょう)です。これは、秩父鉄道では一番長い鉄橋で、長さが167m、水面からの高さが約20mあるそうです。
 最近雨が少ないため水量が不足気味とのことで、所々で船底が川底の石に当たりました。したがって、スリルがあるはずの瀬も大したことはなく、少々残念でした。しかし、今年9月初めに関東を直撃した台風9号による増水の影響が残っており、はるか上方、岩壁の頂上近くの樹木の枝に布やビニールのボロ屑が引っかかっておりました。次の写真は小さな瀬を越えたところです。
 流れが緩やかになると岩畳と秩父赤壁の間に差しかかり、約3kmを約30分で下る船旅も終盤です。次の写真は、岩畳と紅葉も見頃な発着所付近を撮ったものです。
 下船し岩畳の上を散歩しました。次の写真は、岩畳から眺めた対岸の秩父赤壁です。
 この後は宝登山(ほどさん)神社を参詣することし、岩だたみ通り、表参道、そして宝登山並木参道を通って、街西部に向かいました。神社近くの左手に有隣倶楽部があり、少々早めの昼食を食しました。前述の長瀞ライン下り割引券と一緒に入手した、有隣倶楽部お食事10%割引券を利用して竹膳料理を楽しみました。料理がすべて孟宗竹(もうそうちく)の器に盛り付けられ、アユ(鮎)の塩焼きや山菜の天ぷらが特に美味でした。次の写真は、レストランから眺めれれた倶楽部入口の庭です。
-紅葉と 水と岩肌 ライン下り